タイ電子入国カード(TDAC)の登録方法を徹底解説|2025年5月から義務化

2025年5月1日より、タイへ入国する全ての外国人に対して「電子入国カード(Thailand Digital Arrival Card、略称:TDAC)」の提出が義務化されます。本記事では、TDACの登録方法をステップごとにわかりやすく解説します。画像付きで登録画面の流れも紹介していますので、初めての方でも安心です。

1. 登録可能なタイミングと対象者

タイ入国の3日前から登録が可能です(例:5月4日に入国予定の場合、5月1日から登録可能)。空路・陸路・海路すべての入国者が対象で、トランジット(乗り継ぎ)で入国審査を通過しない場合や、ボーダーパスを使う短期渡航者を除き、事前登録が必須となります。

▼ 登録サイトはこちら:
https://tdac.immigration.go.th/arrival-card/

2. サイトの言語と入力方法

サイトは日本語表示に切り替え可能ですが、入力はすべて英語で行う必要があります。

3. 登録手順

Step 1:「Arrival Card」を選択

新規登録の場合は「Arrival Card」をクリックして開始します。

Step 2:Personal Information(個人情報)

以下の情報を入力します:

  • 氏名
  • パスポート番号
  • 国籍
  • 生年月日
  • 職業
  • 性別
  • 現住所(国名、都道府県)
  • 電話番号

Step 3:Trip & Accommodation Information(渡航情報・宿泊先)

以下の情報を入力します:

  • 入国予定日
  • 出発地(国名)
  • 旅行の目的(観光、ビジネスなど)
  • 入国手段(空路、陸路、海路)
  • 入国時の交通手段(民間航空機、列車、船など)
  • フライト番号や便名(出国便は任意)
  • 宿泊予定先(ホテル名・住所)

Step 4:Health Declaration(健康申告)

過去2週間以内に滞在した国を選択します(複数選択可)。

Step 5:確認と送信

「Preview」で内容を確認後、メールアドレスを入力し、利用規約への同意にチェックを入れて「Submit」をクリックします。

4. 登録後の流れと修正方法

登録が完了すると、確認メールが届きます。メールに添付されたTDAC(PDFまたはQRコード)を保存または印刷して、入国審査時に提示できるようにしましょう。

万が一内容を修正したい場合は、登録画面の最初で「Update Arrival Card」を選択すれば再入力が可能です。

【まとめ】
TDACの登録は、入国当日に慌てないためにも、早めに済ませておくのがおすすめです。事前に必要情報を準備して、正確に英語で入力することがポイントです。画像を見ながら一つずつ進めれば、初めてでも迷わず完了できます。