【2025年11月8日より開始】バンコクのAirport Rail Linkでクレカの“タッチ決済”が可能に!空港〜市内アクセスがさらに便利に

2025年11月8日から、バンコクの空港鉄道「Airport Rail Link(ARL)」で クレジットカード/デビットカードのタッチ決済 が利用できるようになりました。これにより、券売機でのトークン購入や現金の準備が不要となり、スワンナプーム空港から市内への移動がこれまで以上にスムーズになります。本記事では、旅行者・出張者に向けて、この新サービスの概要や利用方法、注意点を詳しく解説します。

1. Airport Rail Linkで何が変わった?

ARLは2025年11月8日より、すべての駅にて EMVコンタクトレス決済(タッチ決済) を導入しました。
利用できるカードは以下のとおりです:

  • Visa
  • Mastercard
  • UnionPay
  • タッチ決済対応のデビットカード
  • 非接触IC搭載カード(いわゆる“タップ”できるカード)

カードを改札機にタッチするだけで乗車・降車でき、従来のトークン(コイン型チケット)購入は不要。もちろん、これまで通り トークン方式も利用可能 なので、カードトラブル時にも安心です。

2. 旅行者が得するポイント

✓ もう券売機の行列に並ばなくていい

長旅の後、空港到着直後でもすぐに移動開始できます。

✓ 現金なしでOK

小銭不要・両替不要。とくに初めての旅行者には大きなメリット。

✓ 海外発行カードも利用可能

タッチ決済対応カードであれば、専用のタイ銀行カードがなくても乗車できます。

✓ スーツケースが多い時もスムーズ

券売機操作の手間が減り、荷物を持っての移動もしやすくなります。

3. Airport Rail Linkでのタッチ決済の使い方

STEP 1:駅へ向かう

スワンナプーム空港では、ARL駅は地下1階にあります。

STEP 2:改札のリーダーにカードをタップ

カードを読み取り部分にタッチすると、ゲートが開きます。

STEP 3:普通に乗車

市内方面へ向かい、目的の駅で下車します。

STEP 4:降車駅の改札でももう一度タップ

運賃は自動計算され、カードから引き落とされます。

タップが反応しない場合

  • 別のゲートを試す
  • トークン購入に切り替える

どちらも簡単に対応できます。

4. 利用時の注意点

✔ カードに“タッチ決済マーク”があるか確認

このマークがない場合、タップに対応していない可能性があります。

✔ 為替レートや手数料に注意

カード会社によって海外利用手数料が発生する場合があります。

✔ BTS・MRTとは別決済

ARLでタッチ決済した後、BTSやMRTへ乗り換える際は別途支払う必要があります。

✔ まれにタップが読み取られない場合あり

海外カードで反応しにくいケースもありますが、トークン方式が併用できるので問題ありません。

5. 導入の背景

今回のタッチ決済導入は、

  • 駅での混雑緩和
  • 観光客向けサービス改善
  • バンコクの公共交通デジタル化推進
    などを目的としたもので、ARLが国際基準の利便性へと進化する大きな一歩となっています。

6. どんな人に特におすすめ?

  • 初めてのバンコク旅行
  • 出張で移動が多いビジネスマン
  • 荷物が多い旅行者
  • 深夜・早朝の便で到着する人
  • キャッシュレス派の旅行者

空港から市内までの移動が一気にラクになります。

7. 記事まとめ:覚えておきたいポイント

  1. 2025年11月8日から、ARL全駅でタッチ決済が利用可能に。
  2. Visa・Mastercard・UnionPayなど、タッチ対応の海外カードでもOK。
  3. トークン方式も併用可能なので安心。
  4. スワンナプーム空港〜バンコク市内の移動がよりスムーズに。
  5. 他路線に乗り換える場合は、支払い方式の違いに注意。

スワンナプーム空港から市内への移動が、これまで以上に快適になります。次回のバンコク旅行では、ぜひタッチ決済を使ってスムーズに移動してみてください!

(Photo by ARL Facebook)